12月5日(金)、滋賀ブロックの12月度例会を大津プリンスホテルで開催した。
産学官の連携を深め県内の新規産業創出に向けた支援活動を実施していくことを目的に、本年度4回目の例会を3部構成で開催した。参加者は11名である。
今回は、前回と同じく「環境とエネルギー」と題して、「太陽光発電電力」と「バイオマス資源活用」について立命館大学の教授にご講演いただいた。 最初の講演は、立命館大学理工学部電子光情報工学科高倉秀行教授が行った。議題は「太陽光発電電力の新しい活用法について」。現在低炭素社会実現の有力な技術として太陽光発電に大きな期待がかけられている。今後できる限り低減した電力配電技術が開発される必要があり、直流配電技術を中心とした方式とその課題についてご講演いただいた。
続いての講演は、立命館大学理工学部環境システム工学科天野耕二教授が行った。議題は「バイオマス資源活用による持続可能な滋賀」。 バイオマス資源活用についての詳しい解説をしていただいた後、経済の発展と環境保全、温室効果ガス削減等をバランス良く進めていき、人・環境により優しい滋賀県へといかに発展させていくかという内容のご講演をいただいた。
2教授による興味深い講演に続いて質疑応答が行われ、その後懇親会場に場所をかえ和やかな情報交換を行った。
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